私は女性の身体を見るのが好きだ。
いや、お風呂に入っていて退屈なので身体を見るようになったのが本音。
女性から見て色っぽく見えるというのは不思議な感覚だが、つい見とれてしまう仕草もある。
例えばサウナからまっすぐ水風呂に向って早歩きで歩く女性。顔が真っ赤、身体も真っ赤。
ハンドタオルを腰にギリギリに巻いて、水風呂の前でかがむ。桶で水をすくって身体にかける。（かけ湯）たったそれだけの動作なのに妙に色っぽい。
まず足だけ入り、少しずつ腰まで入る。そして肩まで。頭に巻いたタオルを外して頭まで冷やす人もいる。しばらく水に入る。これがなんともいいのだ。
温泉に入るのとは違う。
冷たいので身体も引き締まる。乳房も冷たさを感じるのか（そりゃ感じるよね。）上も向く感じがする。
これは若い人には残念ながらいない。若い人はあまりどこも隠さない。どちらかというと
がに股でダンダンと歩く音がするか？と思うほどがさつ。ザバンと入ってまたすぐサウナに入る。多分サウナの中で見ているテレビの続きが気になるのだろう。
先に入っていた金髪の女性。それほど若くないが、40代かな。
グローブのケイコに似ていて、ひとりで佇んでいた。
男性と待ち合わせかな？と思いつつ私も大浴場でゆっくりお風呂につかる。
身体は引き締まっていて足が長い。胸は小ぶり。
金髪がよく似合う。ほとんどがお年寄りなので目立つ。
彼女がかけ湯をして出て行こうとしたら品の良い年配の人が近寄ってきた。
あっ親子だ。
親子でお風呂に入りに来たのか。
何でもなかった。
でも魅力的なひとだった。
昔、秋田の乳頭温泉で背中に入れ墨が入った女性を見かけた。
終始うつむいていたので顔がはっきりと見えなかったが、色が透き通るように白く、身体つきは華奢で女性の私が見とれるほど綺麗だった。
背中に入れていた入れ墨を鮮明に覚えているが、どんな絵柄なのかは覚えていない。
あまり見ては失礼だと思い、遠慮がちに見ていたような・・・。
ホントはジックリ見たいほど綺麗な人だった。
男性は若い女性だからいいと言う人がほとんどかもしれないが
お風呂で女性の身体を見ているとそうでもないなと思う。
年配の人でもびっくりするほど、色が白く綺麗な身体の人がいる。
肩まで浸かっていて肩に肉が付いている人は、大体ぽっちゃりの人だ。
腹が出ているのに、足が細く長い人も案外多い。
おしりの位置が高いひとも多い。
胸の大きさだけは千差万別。
華奢な人でも、驚くほど大きな胸のひともいれば、大柄なのにめちゃくちゃ胸の小さいひともいる。
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